クライミングギアの予約購入について思うこと

突然ですが、最近のクライミング業界はいろいろと変化が始まっています。登山業界にも大きな波が押し寄せた時期があり、その際にいろいろあった事が思い出されます。私自身はカヤックや山岳にずっと関わる日常でした。で、最近「予約購入の温度差」が気になり始めています。

予約購入の利便性

グッぼるでは「予約購入=お客様プレオーダー」と考えています。昨今ではお客様の確保ニーズによる予約販売は激増しております。これはメーカーにとっても販売者にとってもプラス点は絶大です。要は「3者WIN」な訳です。

購入者
良いものが優先的に手に入る。先行技術を早く取り入れられる

製造者
予定生産による材料コスト減。継続販売に品質維持。納期厳守のモチベーション。

販売者
不良在庫減による価格の安定。売り場確保。予約実績によるプレオーダー予測量のアップ。店舗販売力アップ。

唯一のマイナス要素は「納期延滞」

そもそも納期延滞は甘えです。プロの製造管理者として25年関わった経験から考えて製造メーカーの予想不足や甘さから来ているものであります。先にお客様から注文が来ていれば製造管理で優先度も設定でき、生産者も「売れるものを作っている誇り」に繋がり、モチベーションも向上し製造効率も良くなります。

大型モールに任せたくない

クライミング用品はクライマーが引き受けるべきだと考えます。予約購入は安全管理が必要で一品一様に近いトレーサビリティが要求されるクライミング業界に向いている仕組みだと思います。Amazonや楽天などの大型モールに先を越され、プロ意識が消滅しては意味がない。フロンティア精神で進めないといけないと思うんですが、周りを伺った一部代理店から予約中止の催促。そんな非合理や弱腰ではクライマーとしていいものが届けられるわけもない。

予約購入賛成のご意見

おかげさまでこれに気が付いてからは売り上げも数倍になっています。頭が固い意味のない言い訳で面倒な事から逃げてしまうのは無意味だと思うのです。お客さんはどう考えているのかなぁ。アンケートでは「予約賛成」のご意見が多くあり、それを励みにしているのですが。本当のところはどうなのでしょう。ただ信じて頑張っていきたいとは思うこの頃です。
グッぼるアンケート https://goo.gl/uVhsjH