チームワークに勝る最良のボルダリング課題セットはない

12/19に長いお付き合いの名古屋KNOTにて、グッぼるチームでセットに呼んでいただきました。KNOTのセットはチームが基本。なぜチームなのか。それはチームワークが最重要だからなのです。要望やテーマをリーダーが構築しその指示のもとに、役割分担、段取り、課題すり合わせ、弱点フォロー、雰囲気作りなど、ヤル気になれる創造性(エフィカシー)にチカラを入れれば、気分良く、クリエイティブな部分も上手く展開されます。それは経験値を引き出す良い課題にもなるし、スムーズで怪我もトラブルも少ないセットになります。

個人のセットスキル

セットではもちろん個人の技量が反映をすることが必要です。ただし、要求やこだわりはセットスキルに反映するにとどめ、「徹底的に気持ちよく」課題作りに没頭できる環境を作れるかどうかにかかってきます。それができなければ思い描くゴールにはなりません。必要な課題をチーム一丸となって作る。自分以外の性格を知り目的に向かってベストを尽くす。だから食事や会話、打ち上げも重要です。その時間や余裕を含めると、かなりおおらかでタフでなければ務まりません。チームのためにケチな自尊心を捨てられるかがカギです。海外に比べると日本人はそれが出来やすい教育を受けているように思えます。だから水準の高い課題を提供できていて、強い選手も育っているようにみえます。エゴやこだわりに左右された壁は、上達できるとは思えませんしクライマーの評価もイマイチです。

よいチームワークならよい課題を作れる

難しいセットや初めてのセッター同士であってもキッチリやりきるには必要不可欠なスキルです。個人のチカラはあまり意味を持ちません。個人の考えは邪魔でしかありません。目的はクライマーへ何を提供できるかに集中できているかどうかです。それは「良い心持ち」でストレスのない自由な発送でしか叶いません。今回のKNOTセットはワールドカップクラスの学生選手もいるなか、かなりスムーズに早く進みました。普段からよく話しよく登っている仲間であり、気心もスキルも知り得ている結果です。そしてよい課題が出来ました。ぜひ、皆さんにも登って欲しい課題ばかりです。
ボルダリングハウスKNOT