腰椎椎間板ヘルニアになりまして
こんにちは。グッぼる店長の村口です。タイトル通り腰椎椎間板ヘルニアになりました。10月7日の午前2時頃、不意に立ち上がると臀部に激痛が走り、その後左下肢全体に痛みと痺れ、麻痺が起こり、立ち上がれなくなりました。翌朝近くの整形外科に行き、大病院を紹介され症状からヘルニアの疑いありとの事で数日後のMRIで確定しました。正直、調子が良かっただけにかなりショックでした。シーズン始まった直後だった事と、左下肢の麻痺が初めての経験だった事もあり、不安でネガティブな考えばかりがよぎり、日常生活への心配でクライミングどころではありませんでした。ただ腰椎椎間板ヘルニアの約80%は自然経過で軽快するとされており、手術も必要ないレベルだと医者にいわれ、少し安心しました。この記事を書いているのは発症から約1ヶ月後で、麻痺の程度も40%程良くなっておりこのまま回復すれば良いなと考えています。そこで今回はどうせならブログのネタにでもと記事を書こうと思います。良ければ読み進めて見て下さい。
腰椎椎間板ヘルニアとは
前ブログでも触れましたが、脊椎は、椎骨と呼ばれる骨が連結して構成されています。その中で今回僕に問題が起きたのは腰椎。腰椎は5個あり、それぞれの椎体と椎体の間には椎間板というものがあります。本来なら水分をたくさん含んで弾力があり、衝撃を和らげるクッションのような役割があるのですが、MRI画像をみるとかなり水分が失われていました。そしてゼリー状の髄核と呼ばれるものに小さな亀裂が入って、髄核の一部が外に飛び出します。コレが神経を圧迫するため、腰に痛みや下肢に痺れが生じるという仕組みです。
腰椎椎間板ヘルニアは、高齢者よりも20代から40代にかけての比較的若い男性に多い病気で、腰椎に負担をかけやすいスポーツ選手や職業に多いと言われています。また座ることの多い人、重いものを扱う人、前傾して躰を捻るなどが原因にもなるのでクライマーにも起きやすいと思います。
僕の腰椎椎間板ヘルニアの症状
僕の場合は下位腰椎(L4/5)がヘルニアになりました。上が実際のMRI画像です。症状としては腰痛→下肢痛→痺れの順番で起こりました。初期は腰痛から始まり、進行するにつれ、臀部から下肢へ痛みが拡がっていきます。物を持ち上げた時に発症したり、その翌日に発症したりします。腰の違和感が先行し、急激に激しい痛みで始まることが多いようです。僕の症状もまさにコレで少し無理なムーブで腰に違和感を覚えた後、翌日に急激な左下肢痛と痺れが起こりました。急性期は立てなくなる程で、座位の方が辛いぐらいでした。進行するにつれて症状が変わり、神経に触れると下肢痛に変わり、左足が動かなくなりました。正確には動きづらいといった感じで足首、足指が反らせなくなる下垂足といった症状に悩まされました。
下垂足により歩行が困難に
症状としては 左下腿外側~足背にかけての感覚が鈍くなり、足関節の背屈や足趾の背屈ができない状態に例えるなら足になにか自分の皮膚ではないものが纏わりついていて、熱いや冷たいといった感覚も薄く神経の伝達を切られてしまったような感じです。これが最も恐怖感を煽りました。痛みではなく麻痺。クライミングどころか、日常生活が出来るのかという不安などです。正直歩けない時などはかなり落ち込んでいました。病名が判明して回復するのか分かるまでが一番幸い時期だったと思います。幸い時間をかければ回復するものとわかり今は少し安心しています。
今できる事をやるしかない
ここまで僕の個人的な病気の話を読んで下さってありがとうございます。始めは病んでいたメンタルも大分回復して、今はやれる事を頑張ろうという気持ちになれました。約1ヶ月ですが、大分回復傾向にあり手術などもしなくで良さそうです。今シーズンが絶望的なのは変わりませんが、腐っていても仕方ありません。来シーズンに思う存分登れるように少しでも工夫しながら日々を過ごしていこうと思います。しばらくセットなどでの試登などは厳しそうですが、当店には頼りなるスタッフが大勢いますので、彼らにガッツリと頼っていこうと考えています(笑)


