鹿児島国体を終えて
10月8日~10日にかけて開催された「燃ゆる感動かごしま国体」に滋賀県代表として出場させていただきました。一つの大きな行事を終えて今想うこと、大会を振り返りまとめたいと思います。最後まで読んでいただけたら幸いです。
初めての本国体
「国民体育大会」通称国体。その大会の存在を知り、憧れを抱いたのは滋賀に来てからのことでした。各都道府県で予選会が行われ、勝ち上がった上位二名が県の代表として本国体に出場できるというものです。今年は実に4度目の県予選会にて代表になることができました。代表になるまでの想いをまとめたブログもあるためそちらも読んでいただけたら幸いです。
四度目の挑戦で勝ち取った代表権
迎えた本国体。周りを見渡せば代表クラスの有名選手が多数いて、その雰囲気に気圧されそうになる反面、この人達と同じ舞台で戦えるのかと気持ちが高揚している自分がいました。そうそう味わえない貴重な経験、アイソレーションエリアで緊張を解すように黙々とウォームアップをしながら、自分の競技順を待ちました。
憧れの大舞台
クライミングを始めた頃からずっと憧れだったコンペの大舞台。長年の目標であったジャパンカップとはまた違う舞台ではあるけれど、それでも大舞台であることに変わりはなく特別な想いでその場に立っていました。
競技はボルダーからスタート。国体は二人一組のチーム戦で5分間で同時に2つの課題に挑む独自のルールで行われます。5分のインターバルを挟み2課題を2セット、計4課題の完登数で競い合います。
ブザーが鳴り響きいざ競技開始。事前のオブザベーションで山を張っていた第一課題の完登に力を注ぎました。ボテに跳びつくダブルダイノとワルいフットを踏んで止めるガストンの一手が核心になる課題。先に完登した亀山くんに保持感の情報をもらいトライ開始しました。
最高の瞬間
緊張のファーストトライ、ダブルダイノはキレイに止まり体を引き上げるも案の定ガストンの一手でフォール。足の角度が想像以上にワルく動きづらい。時間をあけてセカンドトライ。さっきよりもリラックスした状態で核心に到達。軸足を変えてカウンターの体勢に、ボテをラップで抑え込み体を引き上げるとイメージ通りに核心の一手が止まりました。同時に実況の声も大きくなり緊張が走る。ゴールはガバだと言う亀山くんの言葉を信じて思い切って跳び出しました。大きく振られる体をバックスイングで流し完登。ガバではなかったけれど見た目以上にポジティブで助かったと安堵。会場の拍手と声援に紛れるように声をあげていました。コンペティターに憧れた僕にとって、それは生涯忘れられない最高の瞬間となりました。
悔しさと嬉しさと
5分間のインターバルを挟み次の二課題に挑みます。亀山くんが第三課題をトライしてる間、第四課題に挑みましたがまるで歯が立たずにスイッチ。第三課題の内容は保持と凹角のステミング系の課題でした。スタートのスローパーピンチからややブラインドになっているカチを止めて高度をあげステミングパートに。身体が上手く動かせずにたったワントライでかなり体力を消耗しました。その後もトライするも初手を堪える体力が残っておらず時間切れ。結果1完登でボルダー競技を終えました。
第三課題は先にゾーンホールドを止めてからステミングしている選手がほとんどで、そのムーブに気付けていれば登れそうな内容だっただけに悔やまれる結果となりました。ちなみに第四課題の完登者は出ませんでした。たらればではありますが第四課題に取り組まずに体力を温存し、亀山くんの登りをしっかり見ておけばよかったと反省。とはいえ、初めての大舞台で完登出来た事は素直に嬉しく、悔しさと嬉しさが半々の気持ちでした。
アドレナリンが切れ、第三課題で痛めた腰をおさえながら会場を後にしました。後編のリード競技に続く、、。


