退職のご報告
新年明けましておめでとうございます。スタッフの土谷です。毎年この時期になるとグッぼるに来た当初の頃を思い出します。当時はまさか彦根が雪国だったとは思ってもみなかったです(笑)。さてさて、突然ではございますが私土谷は今月いっぱいを持ちまして、グッぼるを退職することとなりました。今回のブログはそのご報告と、六年間の勤続で得た経験をギュッとまとめて少しお話ししたい思います。一人でも多くの方に読んでいただけたら幸いです。
多種多様な経験と自分の使命
2018年1月3日、グッぼるで働き始めたのはちょうど六年前のことでした。きっかけは些細なことで、ふと目に止まったグッぼるの求人を見て“ここに来たら強くなれそう!”そう思い、勢いそのままに転職することに。ジムスタッフになったし登りまくるぞ!と意気込んで飛び込みましたが現実はそう甘くありませんでした。ECショップ運営、商品販促、クライミングガイダンス、ルートセット、カフェなど、何もかもが初めての経験でとにかく業務を覚えるのに必死でした。
それから数ヶ月が経ち少し業務にも慣れてきた頃からキッズスクールを担当するようになりました。最初は上手くいかず親御さんからご指摘を受けたり、子供との接し方がわからず泣かせてしまったりと失敗を重ねました。それでも元々子供好きであったため、育成活動に精力的に取り組むことができ、しばしば感謝のお言葉をいただくことも。遠く離れた教え子から手紙をいただいた時は涙が止まりませんでした。クライミングの魅力を子供達に伝えることがジムスタッフとしての自分の使命だと、いつしか指導者としてのやり甲斐を感じるようになりました。
指導する立場になると以前より俯瞰してクライミングを考えるようになり、知識も深まり、結果として自分自身の成長にも繋がっていきました。様々な人と関わりながら幅広い業務を経験できるグッぼるは、今思えばとても有難い環境だったなぁとしみじみと感じております。
岩が教えてくれたもの
グッぼるに来て大きく変わったことは岩に行くようになったことです。村口さんに誘われ初めての行った四国ツアーで、えも言われぬ爽快感と達成感に虜になり、一気に岩の世界に引き込まれていきました。自然の中で岩と対峙することはどこかマインドフルネスのような感覚があり、様々な感情を与えてくれます。中でも限界の岩に挑み、打ち込んで打ち込んで登れた時の達成感は何ものにも代え難い、特別な瞬間がそこにはあります。その経験を重ねてクライマーとして、人として成長していける、そんな要素がクライミングにはあると感じています。岩の世界に引き込んでくれた村口さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
生涯続けるクライミングをグッぼると共に
2018年から勤め始め今年で丸六年。グッぼるに来る前と比べると知識はもちろん、スキル、フィジカル共に格段に成長し「強くなった」と自負しています。それもグッぼるの素晴らしいトレーニング環境があってこそ。あの時思い切って行動してよかった、ここに来てクライミングを学ぶことが出来て本当によかったと感じています。30歳を迎える節目の年にクライミング業界を離れ、また会社員として新たな人生を歩んでいきたいと思います。グッぼるスタッフではなくなりますが、生涯続けるクライミングの活動拠点はここで在りたいと思っています。残り少ない期間ではございますが最終日まで「スタッフ土谷」をどうぞよろしくお願いします。


